風呂幸治 銭湯のブログ

(東京)銭湯制覇100ヶ月計画を遂行中。東京にある約600の銭湯を8年かけて制覇する過程と、私情と私語を挟みながら綴るブログ。

第1章 熱湯風呂への目覚め


最近は、
日々がとてつもなく、
猛スピードで、
進んでいく。

 

でも、
1日1日が、
薄いわけではない。

 

濃い。
濃いのに、あっという間に、
一週間が過ぎる。 

 

濃いから、あっという間に、
一週間が過ぎる。
のかもしれない。

 

日曜の昼に見る男子ごはん。
見るたびに、
あー、もう一週間たったのかと、
思い知らされる。
そして、太一と心平に癒される。

 

こういう、なんか、
ゆる〜い番組が、
好きになったなぁ。

 

旅猿、とか。
あと、毎日ちょっと、
ほんのちょっと楽しみな
連続ドラマ小説とか。

 

仕事は、
秒単位でこなすこと
1日単位
週単位
月単位

最近は、半年後を見据えて動くようになった。

 

私生活では、
この銭湯制覇という目標の通り
年単位、8年以上先を見据えた目標もできた。

 

仕事の質を上げれば
上げるほど
なんか
孤独になる気がするし。
勝ち上がっていく気もする。

 

私生活の質を上げれば
上げるほど
なんか
馬鹿になった気がするし。
やりたいもん勝ちの気がする。

 

なので、
やったもん勝ちだと。
最近は、思う。

 

紆余曲折を経て、
このブログは、
月1更新できるようにしよう。

 

私情を挟みながら。
ゆったり進めていこうと思う。

 

この文章で、
少しでも楽しみにしてくれる人がいたら、嬉しい。

あくまでも、
これは銭湯マニアのブログである。


浅草橋の鶴の湯。
森下のときわ湯。

ここは、いわゆる熱湯風呂だった。


怖気付いた。


怖かった。


バイブラが、
グツグツと煮えたぐるカレールーを入れる前のカレーのようだった。

 

しかし、俺はプロ意識を兼ね備えていたし。
銭湯というものに対して、
正面から向き合いたかった。

 

入念な掛け湯のあと、
まずは、足を入れる。

モタモタしている暇はない。


一気に入る。

 

サウナーならわかると思う。
初めて水風呂へ飛び込む寸前の心境だ。
これは、それの、
逆バージョン。
冷たい風呂が
熱い風呂になっただけのこと。

 

背中が、
なんかこう、
グッと、かゆくなる。

 

堪える。

 

堪える。

 

堪える。

 

ロウリュなんて比じゃない。

 

ごくらくごくらく〜。

 

なんて、この風呂で言えるわけがない!

 

もう、思い残すことはない!

 

ザバーっと、
勢いよく、出る。

 

そのときだった。

 

ヒリヒリとした身体から

 

スーーーーっ

と、

 

熱が

抜けていく。

 

あ、これは、

と、

気づく。

 

人生は、

気づきが一番大事なのかもしれない。

 

気づきは、
一歩踏み出す勇気。

それがなければならない。

 

そう思った。

 

その、


スーーーーー、
が、


気持ちよくて、

 

3回、だったかな、
もっと入ったかもしれない。

熱湯あり。

 

そうだ、ここは江戸。

 

江戸っ子もこの風呂に入っていたんだろうか。


ちゃちゃっと風呂に入って
一丁上がり!
ってなもんだろうか。

 

ちなみに、
森下のときわ湯では、


ぬるめのお湯もあり、
そこへ入っていたおじいさんが、

熱湯へ入ろうとした自分を手招きしてくれた。

 

「あんな熱いの心臓に悪いよ

医者も言ってたもん」

 

常連からのまさかのディス。

 

いや、気遣いか。

 

ときわ湯では、
縁側に立派な鯉が、
うじゃうじゃいました。

 

まだ、肌寒くなる前の東京。

 

その縁側で月を見上げました。

 

12月が始まる。

今年の12月は
今までの集大成。
ビッグな目標を掲げている。

人生の記憶、会社の記録に残る1ヶ月になるだろう。